楢葉中学校を卒業された皆さんへ
長い長い冬がようやく終わりを告げようと、全国各地から桜の開花の知らせを耳にする季節となりましたが、皆さんいかがお過ごしですか。
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本日楢葉中学校の卒業を祝う会のご案内をいただき、大変うれしく、皆さんとの再会を楽しみにしていましたが、所用のため参加できなくなってしまいとても残念でなりません。
平成21年度楢葉町立楢葉中学校に入学されたみなさん、卒業おめでとうございます。昨年の3月11日以来、本当に長く、つらい時間を過ごされてきた皆さんにとって、中学校の卒業とはどんなものなのでしょうか。
楢葉中学校を離れて1年後、まさかこんな事が起こるとは想像もできませんでした。皆さんや皆さんの家族、楢葉町の皆さんの安否を知ろうと先生方に毎日電話をかけ続けました。しかし、今考えれば、その電話でさえ避難され不安な生活をされていた方々にとって大変迷惑だったのではないかと反省していますし、安否を知ったところで何もできないもどかしさに苦しさを感じた日々でした。
そのような苦しさの中でも、皆さんは多くの方々に支えられてきたという感謝の気持ちを持って、自分の進路に向けて努力を継続してきたことは、本当に素晴らしく、大変価値のある事だと思います。先生方が毎日更新してくださった楢葉中学校のブログを毎日拝見し、それぞれがおかれた状況の中で一生懸命頑張っている姿、目標の進路をかなえた喜びを目にし、困難な状況を克服し、力強く生きていこうとする人間の意志とはこんなにも人を強くし、成長させてくれるものなのかと改めて感じさせていただきました。
私は震災よりも前から「生きること」について考えていましたが、この1年ほど考えた日々はありませんでした。田中修斗君が弁論大会で述べた一文に「今、確かにここにいることの責任をしっかり受けとめ、これからも生き続ける。」という言葉がありました。今、生きていること、生かされていることには理由があり、その責任を果たすということは、今を精一杯生きることなのだろうと私も思います。楢葉中学校の卒業生も十分その責任を果たしているのではないかと思います。
楢葉中学校の卒業は、皆さんにとっての新たな出発だと思います。皆さんがこの3年間で考えてきた自分の将来、楢葉町の将来、日本の将来、出会った方々は皆さんにとって宝物です。これからも自分と出会いを大切にし、将来の日本を背負って立つ立派な人間に成長してください。
また会える日を楽しみにしています。さようなら。
平成24年3月25日
平成21年度1年3組担任 阿部 仁
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楢葉中のみなさんお久しぶりです。
今回は都合があわなくアカデミー生一同は『卒業を祝う会』に参加できなかった事を残念に思います。
私達は静岡県御殿場市立富士岡中学校で3月19日に卒業を迎えました。
皆さんも卒業式が終わり新たなステージの準備をしていると思います。
高校生に進学する人や就職する人など様々な進路になると思います。
私達は福島県立富岡高校に籍を起きながら、静岡県三島長陵高校に入学します。
静岡県で、サッカーと勉強を両立できるように頑張りたいと思います。
楢葉の皆さんも、いろいろな困難が待っているかもしれませんが、お互い頑張りましょう。
卒業、おめでとうございます。
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JFAアカデミー4期生
水谷有希 森沙也加 守屋都弥 鳴海若菜 小島美玖 平尾知佳
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m.watanabe
長い長い冬がようやく終わりを告げようと、全国各地から桜の開花の知らせを耳にする季節となりましたが、皆さんいかがお過ごしですか。

本日楢葉中学校の卒業を祝う会のご案内をいただき、大変うれしく、皆さんとの再会を楽しみにしていましたが、所用のため参加できなくなってしまいとても残念でなりません。
平成21年度楢葉町立楢葉中学校に入学されたみなさん、卒業おめでとうございます。昨年の3月11日以来、本当に長く、つらい時間を過ごされてきた皆さんにとって、中学校の卒業とはどんなものなのでしょうか。
楢葉中学校を離れて1年後、まさかこんな事が起こるとは想像もできませんでした。皆さんや皆さんの家族、楢葉町の皆さんの安否を知ろうと先生方に毎日電話をかけ続けました。しかし、今考えれば、その電話でさえ避難され不安な生活をされていた方々にとって大変迷惑だったのではないかと反省していますし、安否を知ったところで何もできないもどかしさに苦しさを感じた日々でした。
そのような苦しさの中でも、皆さんは多くの方々に支えられてきたという感謝の気持ちを持って、自分の進路に向けて努力を継続してきたことは、本当に素晴らしく、大変価値のある事だと思います。先生方が毎日更新してくださった楢葉中学校のブログを毎日拝見し、それぞれがおかれた状況の中で一生懸命頑張っている姿、目標の進路をかなえた喜びを目にし、困難な状況を克服し、力強く生きていこうとする人間の意志とはこんなにも人を強くし、成長させてくれるものなのかと改めて感じさせていただきました。
私は震災よりも前から「生きること」について考えていましたが、この1年ほど考えた日々はありませんでした。田中修斗君が弁論大会で述べた一文に「今、確かにここにいることの責任をしっかり受けとめ、これからも生き続ける。」という言葉がありました。今、生きていること、生かされていることには理由があり、その責任を果たすということは、今を精一杯生きることなのだろうと私も思います。楢葉中学校の卒業生も十分その責任を果たしているのではないかと思います。
楢葉中学校の卒業は、皆さんにとっての新たな出発だと思います。皆さんがこの3年間で考えてきた自分の将来、楢葉町の将来、日本の将来、出会った方々は皆さんにとって宝物です。これからも自分と出会いを大切にし、将来の日本を背負って立つ立派な人間に成長してください。
また会える日を楽しみにしています。さようなら。
平成24年3月25日
平成21年度1年3組担任 阿部 仁

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楢葉中のみなさんお久しぶりです。
今回は都合があわなくアカデミー生一同は『卒業を祝う会』に参加できなかった事を残念に思います。
私達は静岡県御殿場市立富士岡中学校で3月19日に卒業を迎えました。
皆さんも卒業式が終わり新たなステージの準備をしていると思います。
高校生に進学する人や就職する人など様々な進路になると思います。
私達は福島県立富岡高校に籍を起きながら、静岡県三島長陵高校に入学します。
静岡県で、サッカーと勉強を両立できるように頑張りたいと思います。
楢葉の皆さんも、いろいろな困難が待っているかもしれませんが、お互い頑張りましょう。
卒業、おめでとうございます。

JFAアカデミー4期生
水谷有希 森沙也加 守屋都弥 鳴海若菜 小島美玖 平尾知佳

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m.watanabe