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Channel: 福島県双葉郡楢葉町立楢葉中学校「絆プロジェクト」ホームページ
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震災から一年 〜PRAY FOR JAPAN〜

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2012年3月11日。
震災から1年がたちました。

震災前の生活に戻るには、まだまだ長い日々を要することでしょう。


復興に向け着実に歩む部分と・・・
復旧すらもままならない現実と・・・

私達に今できることは、現実から目を背けることではなく

目の前の現実をしっかり見つめ、明るい未来を信じながら・・・
今できることに全力を尽くすこと。

そして、少しでも心にゆとりがあるならば・・・
想像力をはたらかせ
自分よりもっと困っているであろう人たち、辛い状況であろう人たちに
気持ちや思いを馳せながら、できる範囲での支援をすること・・・。

それが震災で犠牲になられた方々への鎮魂となり

これからの楢葉・福島・日本の未来を切りひらく大きな力になっていくのだと思います。

これからも、みんなで力をあわせて頑張りましょう。

m.watanabe



3年生を送る会・・・そして卒業式へ

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いわき市の平第三中学校で、先週3年生を送る会が開催されました。

その会で、相双地区の転校生に宛てた先生方からの手紙が紹介されたそうです。

楢葉中学校からは、渡辺より子先生からのメッセージが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

平三中のみなさん、こんにちは。
そして楢葉中のみなさん、久しぶりです。
早いもので、震災からもう一年が経とうとしています。
4月頃は、皆さんにとっては必ずしも楽しかったことばかりではなかったと思います。
悩んだり、落ち込んだ人もいたかもしれません。
でも今は、温かく迎えてくれた新しい仲間と共に自分の目標に向かって前向きに進んでいることでしょう。がんばってください。
私が常に心がけていることは「まずはやってみよう」ということです。
頭だけで考えていても、絶対に良い方向にはいきません。
失敗してもいいから、まず行動してみて、次を考えるようにしています。
そうすると何かしら得られるものがあります。やらなければ前に進めません。
これからの生活、今まで以上に厳しいこともあるかもしれません。
少しずつでも前に進めるように行動していって下さい。
卒業までのあと少しの時間、たくさんの思い出が作れるように一日一日を大切に過ごして下さい。
遠くにいても応援しています。

旧2年2組担任 渡邊より子

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

平第三中学校は、相双地区からの転入生が100名を越える学校です。
そのため全校生が700人と、いわき市最大級に。
転入生の数は県内トップ。

また、楢葉町の中学生3年生が最も多く転入したいわき市の平第二中学校では
楢葉中の前期生徒会長予定であった坂本真美さんが
卒業生代表として記念品を受け取ります。
 
転入生を受け入れて下さる学校、学級の負担も、相当なものであったに違いありません・・・。
さらにはこのような学校行事においてまで、転入生に温かい配慮をしていただける。

感謝、感謝・・・です。

3年生のみなさん
明日の卒業式
 
お世話になった転入先の学校にお礼の意味も込めて
気持ちを込めて返事をし・・・
心を込めて歌をうたい・・・
立派に、たくましく巣立ってください。

m.watanabe

平成23年度卒業証書授与式

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本日、3月13日(火)は平成23年度卒業証書授与式。

本当なら、立派に成長した卒業生の姿を見に、各会場に足を運びたいところですが・・・

せめてもの気持ちを伝えたくて、旧2学年のスタッフから
楢葉町の中学生がお世話になっている各中学校に、祝電を送らせていただきました。


【祝電】
晴れて卒業の日を迎えた皆さん、ご卒業おめでとうございます。

昨年、3月11日を最後に、皆さんと突然お別れすることになり
私たち教師も大変心を痛めておりました。

しかし、転校先であたたかく迎え入れて頂き
徐々に自分らしさを取り戻し
中学三年生として充実した日々を送る様子を見聞きするたび
私たち教師の不安は次第に安心に変わり
受け入れて下さった中学校の先生方、生徒の皆さまへの感謝の気持ちが募るようになっていきました。

皆さんも同じだと思います。

最も苦しかったこの1年間を支えて下さった先生方
明るい笑顔で声をかけ、励ましてくれた友達
そして困難な状況下でも歯を食いしばり
皆さんを守って下さっている保護者の方々
たくさんの方への感謝の思いを
これからの人生の糧とできる人になって下さい。

皆さんは私たちの希望です。
これからも強く優しく成長されることを祈念しております。

福島県双葉郡楢葉町立楢葉中学校 
旧第2学年 
江井 寿隆
遠藤 正一
渡辺より子
渡邉 正秋
岩間 直人


昨年の卒業式は、3月11日。
今でも鮮明に覚えていますが、大変感動的な卒業式でした。

卒業式は、どこの学校も立派です。
中学校最大の学校行事のため、他の行事にはないくらいの緊張感のもと練習が繰り返されます。
それまで学校の中心となり頑張ってきた3年生に、最後の花道を・・・!
失敗は許されない。
3年間の最後の晴れ舞台。
それが卒業式です。

式が立派に進行されるのは、練習を積み重ねて向かえるから・・・だけではないと思います。
精神的な成長を遂げた3年生が見せてくれる、親孝行、先生孝行ともいえる晴れがましい姿・・・
子供たちの粋な思い、純粋なる思い。
それがあるからこそ、どの学校においても、卒業式は立派なものになるのだと思います。

しかし、昨年の楢葉中学校の卒業式は、その域を越えていました。
16年間教師をやってきて、あんな卒業式は初めてでした。

送辞の坂本さんの涙・・・
答辞の小塚君の涙・・・

卒業生の多くが涙を流しているため、式歌が歌えない・・・

よし、在校生出番だ!

在校生の歌声で卒業生を支えるんだ!!

あれ?在校生の歌が聞こえない!!!?

!!!在校生も泣いている!!!!

初めてでした・・・卒業生も在校生も、涙、涙で歌えなくなる・・・

それだけ、楢葉中学校は、みんなの心が同じ方向をむいていたということ。

いい学校でした・・・。

今年の卒業式、皆さんはどんな卒業式を迎えたでしょう。

きっと、いい卒業式だったに違いありません。

今日の感動を・・・
抱いた感謝の気持ちを・・・
これからに繋げられる若者になって下さい。

ご卒業、おめでとうございます。

m.watanabe

卒業に寄せて〜矢内賢太郎校長先生より〜

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本日の卒業式。
華やかな中にも厳粛な雰囲気の式場。
そこには、それまでの恩師や中学生の門出を祝福する方々からのお祝いのメッセージが・・・


楢葉中学校 矢内賢太郎校長先生より
各中学校に届けられた、卒業生への祝電を紹介します。


そして、卒業式の朝!
平二中にお世話になった楢葉町の中学生達の爽やかな笑顔をお届け!

   

  

  

  

明日は県立高校の合格発表日。
沢山の吉報が届くことを期待して待ちたいと思います。

m.watanabe





福島県県立高校合格発表

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本日、福島県の県立高校合格発表がありました。

夕方頃に電話が鳴り・・・

「合格しました!!」の弾んだ声!!

平三中にお世話になった菅波幸恵さんは、見事第一志望の普通科の高校に!
入学後は、楢葉中でも熱心に取り組んでいたバドミントン部への入部も考えていると・・。

平一中にお世話になった松本啓君も、普通科の第一志望の高校に!
入学後も野球を続け、将来は中学の教師になり、部活動で野球を教えたいとの夢も語ってくれました。

また中央台北中の先生からは・・・
「佐藤拓夢君も無事高校合格しました!!昨日の卒業式でも、とても立派な返事をしていましたよ!!」と嬉しいお話が。

みんな、自分の未来を自分の力でしっかり切り開いたようですね。
もちろん、支えて下さった家族や先生、友人の存在が大きかったこと・・・
そのことは、自分が最も実感していることでしょう。

残念ながら、県立2期合格が叶わなかった人もいます。

3期選抜に臨む人は、気持ちを切り替えて、残された時間ベストを尽くしてください!!

私立高校へ進む人は、気持ちを新たにその学校で充実した高校生活を送る自分をイメージしてください。

大切なのは、

「どこの高校に進むか・・・」

ではなく

「どんな高校生活を送るか・・・!」

です。

3月25日。
様々な経験を経て、ひと回りもふた回りも成長した皆さんに会えることを楽しみにしています。

m.watanabe

相双地区復興支援野球大会

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新聞でも取りあげられました『相双地区復興支援野球大会』

相双地区中体連野球専門部専門委員長 松本誠喜先生(原町第二中学校)が中心となり

困難にも負けずにがんばる中学球児を勇気付け、相双地区の活気を取り戻そうと開かれたこの大会。
積雪のため交流会に変更になりましたが、中学球児の思いが交流できる、素晴らしいイベントになりました。

松本先生は、以前楢葉中学校にも勤務。
野球部の顧問として、楢葉中学校野球部初の東北大会までチームを導いた指導者でもあります。

松本先生のコメントを紹介します。
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3/3(土)、中村二中体育館において震災、原発事故等によって
地域が…、人が…、野球が…。元気を失い閉塞感させ漂う相双地区を勇気づけよう、元気づけようと
県内各地区から約400名の選手と保護者が集い、イベントが開催されました。
本来なら2会場を使って試合を行う予定でしたが
前日からの大雪でグランドが使えない為に体育館でのイベントに切り替えました。

当日は、各チームの主将による今シーズンの意気込み発表に始まり

1 スイングスピードコンテスト
2 スピードガンコンテスト
3 ホームランコンテスト
4 お笑いコンテスト(一発芸)
5 キャッチボールコンテストの5種目が行われました。

野球を違った角度から見ることができ、他の選手の動きを真剣に見たり
 
一発芸を笑い転げながら見ている姿が見られもの凄く貴重な時間を過ごすことができました。

最後に行われたキャッチボールコンテストは、今年の12月に宮城で全国大会が開催される予定です。
その前哨戦にふさわしい戦いになり、いわき・泉中学校が116回で見事優勝しました。

復興支援のためにたくさんの作業員が旅館やホテルに泊まっている状況にも関わらず
急遽各地区から集まる中学生が宿泊できるよう空けてもらいました。
チームによっては、分散して宿泊するチームもあってご迷惑をおかけしました。

窓から見える海岸風景・・・
早朝相馬大橋近辺まで散歩に行き・・・
その状況を生徒達の五感で感じ取って欲しいと考えてくださったチームもあり
相双選抜のスタッフが津波による被災地を案内しました。

野球で元気づけようと中学野球関係者が一同に介し、
相双地区の半分以上が機能していない状態にも関わらず開催にこぎつけた意義の深さ。
そして、相双選抜の保護者の献身的なサポート・・・
県内各地に兼務で勤務している相双地区の先生方の後押し・・・
それらが大盛会に終えることができた要因だと思います。

野球の力で…。
野球人の力で…。
福島の再生に向け頑張りましょう!
この相双地区復興支援野球交流大会に関わってくださった全ての方に御礼申し上げます。
ありがとうございました。


(相双地区復興野球大会後援 南相馬市ワールドスポーツ様HPより転載)

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m.watanabe

表敬訪問〜楽天イーグルス杯東北選抜野球大会〜

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楽天イーグルス杯東北選抜野球大会が、3月17日(土)、18日(日)に仙台市で行われます。
その大会に出場する楢葉町の中学生4人が、楢葉町仮役場(いわき・会津)を表敬訪問しました。
草野町長様より、激励金と共に
「避難生活で、うまくいかないこともあったと思うが、この大会では練習の成果を発揮して頑張って下さい」
という力強いお言葉をいただきました。


相双選抜  
西巻啓汰君(会津美里町立新鶴中学校2年)
新妻太生君(会津美里町立新鶴中学校2年)
坂本滉樹君(いわき市立平第二中学校2年)
いわき松風 
五十嵐巧君(いわき市立平第三中学校2年)

4人とも所属する中学校野球部と選抜チームの活動を両立させ、この大会に向けて練習を積んできました。

大会には秋田県、青森県、岩手県、山形県、宮城県、仙台市、福島県の選抜チームが参加。
昨年のこの大会は、震災の影響で中止に・・・。今年は無事開催されそうです。
福島県を代表する相双選抜といわき松風の両チーム。

合い言葉は「決勝で会おう!」


※表敬訪問の様子は、福島民友・民報新聞に掲載される予定です。

m.watanabe


卒業生の活躍14

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みなさんこんにちは。
楢葉中学校卒業生の猪狩和成です。
現在、平工業高校2年です。
私は弓道部に入部し、現在は部長になりました。

決して震災のせいになどしない。
地元に勇気と希望を―――

そう誓って再スタートをきった昨年、
先輩たちに引っ張られて、インターハイという舞台を経験させて頂きました。

しかし、今その先輩たちはいません。
だからこそ先輩となった私たちがチームをリードしていかなければならないのです。

最近では、先月に行われた東北選抜大会に出場し、3月の末に行われる全国選抜大会への団体出場を決めることができました。
今年度のインターハイへの足掛かりを作るためにも、まずは全国選抜でしっかりと結果を残すことを考え、二度目の全国となる全国選抜へ臨みたいと 思います。



震災後、弓道に打ち込むことができたおかげで、なんとか自分の中で震災を乗り越えることができました。
  
みなさんも部活でも勉強でもなんでもいいと思います。
とにかくなにか打ち込めるものを一つでも持っておくと、自分を助けてくれるかもしれません。
 
これからも部活に勉強に努力を惜しまず頑張って下さい。


中学時代、野球部で活躍した猪狩君。
真面目さ、真剣さ、一生懸命さ、仲間を思う気持ち・・・
野球に対する思いも、チームに対する思いも素晴らしい志を持った中学生でした。

忘れもしません・・・。

あれは、猪狩君が中学3年生の秋・・・
3年生の多くが、高校受験の勉強にエンジンがかかり始める頃。

新人戦に臨む野球部の後輩を激励にグランドに訪れた猪狩君。
その手には、自分のお小遣いで準備した後輩への差し入れが・・・
自分の高校受験で頭はいっぱいのはずなのに・・・

「あたりまえをあたりまえに・・・」とは良く聞く言葉ですが

猪狩君は

「あたりまえを素晴らしく・・・」取り組める中学生だったように思います。

弓道は精神力・集中力・体力といった様々な要素が要求される競技。
その弓道競技において、2期連続全国大会出場という偉業は、簡単なことではありません。
日々の取り組みの素晴らしさ、目標や夢に対する思いの強さが伝わってきます。
平工業高校弓道部の全国大会での活躍、期待しています!!

m.watanabe

旧2学年PTAよりお知らせです

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《旧2学年PTAよりお知らせです》

楢葉中(楢葉町の中学生)3年生の卒業を祝う会開催にあわせ、ボウリングによる交流会を実施したいと思います。

内容は次の通りになります。

期  日:3月25日(日)13:00〜
場  所:タイラボウル(いわき市平正月町61−3)
参 加 費:1500円程度(ボウリング2ゲーム分)※当日会場でお支払い下さい
参加対象:楢葉町の中学生(3年生)ならび保護者
人  数:30〜36名

参加を希望される方は3月24日(土)までに、下記宛てに連絡を下さい。

旧2学年PTA代表  加藤大蔵 090−8927−6846

※今回の交流会については、学校ブログの場をお借りしてのお知らせのみになります。ブログをご覧になられない方もいらっしゃると思いますので、保護者の方々同士または生徒同士でこの交流会について広めていただけると幸いです。また、当日保護者の懇親会も予定しております。ご都合のつく方はぜひご参加下さい。(詳細は「卒業を祝う会」当日にご連絡さしあげます。)

読売新聞で楢葉中ブログが紹介されました

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3月7日の読売新聞一面で「楢葉中ブログ」に関する記事が紹介されました。


内容は次の通りです。

「志望の高校に合格しました。」
福島県楢葉町立楢葉中学校の学校ブログに生徒たちの知らせが届き始めたのは1月中旬頃からだ。
原発から約15キロ離れた校舎は警戒区域内にあって使用できず、生徒の約7割はいわき市など県内に、約3割が県外に逃れている。
家族と各地を転々とし、今は同市で暮らす同中3年の松本純佳さん(15)も高校合格を学校ブログで報告、「今度は私がみんなの力になりたい」と書き込んだ。
原発事故や先が見えない不安に押しつぶされそうだった自分を、「新しい友達ができた」といった同窓生のメッセージが勇気付けてくれたからだ。
アクセスは多い日で500件以上。離ればなれにされた生徒たちを、仮想空間がつなぐ。
ただ、現実の学校再開への道は険しい。
町は、4月からいわき市で三つの町立小中学校を再開しようと急ぐが、通学を希望したのは被災前の児童生徒計654人中、25%だった。あれから1年、避難先の教育環境に子どもが慣れつつあるという事情が背景にある・・・

・・・以下、福島県やの就学状況や避難状況の詳細記事・・・

記事にあるように、松本さんの体験を通した学校ブログの紹介と現状に関する記事でした。
この取材には、渡辺詩保乃さんも同行。今回は記事に登場しませんでしたが、取材の内容を今後他の記事やドキュメント特集に転用される場合もあるとのこと。

2人はこの1年間で2度の転校を経験していることから、今回楢葉町の中学生を代表して取材を受けることになりました。

考えられない経験や、大きな環境の変化で苦労したこと。
またはこれからのことや将来のことなど・・・
取材は2時間近くに及びました。

読売新聞東京本社の記者、朝来野祥子さんは、被災地の現状や中学生の様子を世の中に伝えるため、2人の話を丁寧に丁寧に聞いてくださいました。

また、編集局写真部カメラマンである林陽一さんは、できるだけいい表情を撮ろうと、何度も何度もシャッターを押して下さいました。

楢葉町の中学生が元気で頑張っている姿を多くの方々に見ていただけるけることは、楢葉町にとって明るい話題になるだけでなく、これまでご支援をして下さった方々へ無事元気でいることのご報告にもなります。

朝来野さん、林さん、本当にありがとうございました。

m.watanabe




進路内定!喜びの声15 from長崎

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みなさん久しぶりです!お元気ですか?
私は、3月7日8日に長崎県公立高校の一般入試を終え、志望校であった諫早東高校に無事合格することができました。

私が合格できたのは、周りの方々の支えのおかげです。
担任の先生は、何もわからない私に高校のパンフレットや様々な情報を集めて下さり
親身になってアドバイスやご指導をして下さいました。
友達は、私がわからない問題を休み時間や放課後まで居残りしてわかりやすく解き方を教えてくれました。
両親は家庭教師に通わせてくれ、お母さんは私の時間に合わせてご飯を作ってくれたり
お父さんはお金を払ってくれました。
おばさんも、学習会場に毎回送り迎えをしてくれたり、お菓子を用意してくれました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

高校に入学して頑張りたいことが2つあります。

1つ目は、部活動です。
中学の時は、原発事故の影響で西中に転校になったため・・
部活動には入らずに最後の中体連が終わってしまい、不完全燃焼でした。
高校では陸上部に入部し、3年間頑張りたいと思います。

2つ目は勉強です。
今叶えたいと思っている夢は、看護士になることです。
諫早東高校は、2年生になると各コースにわかれます。
そのコースの中に看護コースがあるので、2年生になったらそこを選び将来に向けて頑張ります。

西大村中から東高校に進学するのは私1人しかいないので不安ですが
自分らしく一歩ずつ頑張り悔いの残らない高校生活にしたいです。

みんなも、自分のやりたいことや頑張りたいことに夢中になって
高校生活楽しみましょう!(≧∀≦)

3月25日みんなに会えるのを楽しみにしています。

波戸美咲(3年)


いよいよ平成23年度の修了式です。
1,2年生の皆さん、今年は大変な1年だったことと思います。
多くの方々のご支援により、無事に修了式を迎えられたことに感謝し
明日はよりよいしめくくりをして下さい。

m.watanabe

アカデミー福島3年生から卒業の報告が来ました。

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3月19日に無事卒業することができました。

楢中の皆さんも卒業おめでとうございます。

あれから1年ですね・・・静岡県御殿場市の富士岡中に行ったばかりの頃は、なかなか馴染めず楢中のことを思い出してばかりいました。


そんなときに、先生が心配して声をかけてくれ励ましてくれたことは忘れません。

その頃から楢中の先生や友達のみんなと離れていても気持ちは一緒・・・と気持ちを切り替えていきました。

富士岡中の先生も生徒のみんなも温かく迎えてくれて、すごくうれしかったです。


福島県の楢葉の皆さんにも沢山お世話になり、御殿場の皆さんにもお世話になり、無事に中学を卒業出来たことに感謝します。

25日の楢葉中学校の卒業を祝う会には残念ながら参加できません。先生やみんなによろしくお伝え下さい。

                             森 沙也香




私達も、「アカデミー福島」をずっと応援していきますね。


Yoriko.W

『卒業を祝う会』が行われました

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『卒業を祝う会』が本日予定通り実施されました。
久しぶりの再会・・・あちらこちらに咲く笑顔の花。

詳しい会の様子については、後日改めてブログでご報告いたします。

また、午後からは保護者の方主催のボウリング大会が。
こちらもだいぶ盛り上がったようです。

明日は楢葉町の小・中学校再開にむけた第3回目の全体会議が行われます。
より良い環境で児童・生徒の皆さんをお迎えするため、私達も全力で準備を進めます!!

m.watanabe

楢葉中サッカー部再会喜ぶ!!

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楢葉中サッカー部が福島民報やスポーツ新聞に取りあげられていました。
福島民報の記事をご紹介します。

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楢葉中サッカー部再会喜ぶ〜卒業祝いフットサル楽しむ〜

警戒区域にあり避難生活が続く楢葉町の楢葉中サッカー部員らが17日、いわき市のア・パースニュータウンドームに集まった。
3年生の卒業を祝おうと保護者が参加を呼びかけた。
卒業したばかりの3年生8人のうち6人の他、高校1年生の先輩や町体協サッカー部の20〜30代の同校OB、監督だった関和彦教諭(湯本一中)が久しぶりに顔を合わせた。
部員は一時帰宅の際に自宅から持ち出した懐かしい楢葉中のユニフォームを着用し、3チームに分かれ2時間にわたりフットサルを楽しんだ。
終了後、近くの仮設住宅集会所でカレーライスを食べた。

主将だった鈴木大君(平二中)は「震災の1年は多くの人に支えられた。高校でみんなと対戦したい。」と話した。
関教諭は「それぞれの進学先で頑張ってサッカーに取り組んでほしい」とエールを送った。


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m.watanabe

第3回楢葉町小・中学校教職員全体会議

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3月26日、湯本の楢葉町小中学校仮校舎において、第3回の職員全体会議が開かれました。

仮校舎内の教室配置や、スクールバスの運行計画などの最終確認。
新年度入学式や始業式の計画。
特別教室利用の仕方や体育の授業の形態。

そして給食や部活動編成について・・・
1つひとつが入念に確認され、決定されていきます。

24年度の楢葉中学校は、新入生19名、2年生18名、3年生22名、全校生徒59名でスタート。
(2学期から、または仮設校舎完成から転入する生徒含む)
各学年1クラス。昨日の会議でも新担任の発表が行われました。

万全の準備で、生徒のみなさんをお迎えします。

春は出愛(であい)の季節・・・と同時に別れの季節でもあります。

学校再開にむけ、大きな大きな母校愛、郷土愛、生徒愛の志のもと・・・
この1年間会津といわきを何度も往復され・・・
全力で学校再開に力を尽くしてくださった矢内校長先生が、今年度でご退職されます。
本日の会の最後には、大きな大きな愛情でつつみ育てていただいた、私達教職員から
矢内校長先生に感謝の花束を贈らせていただきました。

また午後からは楢葉町の離任式が行われました。
今年度で離任する楢葉中学校の先生は5名。
みなさんはすでに新聞発表でご存じかもしれません。
後日、離任式の様子と、各先生からのメッセージをブログに掲載いたします。

m.watanabe

『卒業を祝う会』 記念撮影の一コマ

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先日、いわき明星大で行われた「平成23年度 卒業を祝う会」には、多くの生徒と保護者の皆さんにご出席いただきました。

久々の再会に玄関では

「久しぶり!」「元気だった?」の声。

はずむような楢葉の子どもたちの声に、私たち教職員もうれしさでいっぱいになりました。

会が始まると、各担任の先生の呼名に大きな返事で「はい!」と答える卒業生。

堂々とした姿に成長が感じられました。

記念撮影は、校長先生、学年主任の江井先生、各担任の先生と、クラスごとの撮影。

震災を乗り越え、一年経った子どもたちの顔にはたくましささえも感じられました。



旧2学年1組



旧2学年2組




旧2学年3組

撮影が終わると、みんなで歌う時間です。



「旅立ちの日に」と「楢葉中学校 校歌」を声高らかに歌いました。

中には、感極まって涙を流す生徒も。

これからは、それぞれの地でのスタートとなります。

楢葉を卒業したみなさんのご活躍を心からお祈りしています。

s.sawaide

卒業生の声が毎日新聞に掲載されました!

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平成21年度に楢葉中学校を卒業した宇佐見くんの記事が毎日新聞内の希望新聞に掲載されました。

以下、記事を掲載します。



希望新聞:東日本大震災 声・被災者から

 ◆福島
 ◇夢は小学校の教師−−いわき市の叔父さん宅で生活する県立磐城桜が丘高校2年、宇佐見紳悟さん(17)

 「自宅は楢葉町です。転校したくなかったので、両親や兄弟、祖父母と離れ、いわきの叔父さんにお世話になっています。震災後は一度も自宅に戻っていません。高校で地震に遭い、県内の避難所や埼玉県の親類宅を転々としました。離れてみると、住み慣れた自宅は居心地が良かったと改めて感じます。山と田んぼに囲まれた通学路は、一番好きな風景です。地元で仲が良かった友達も散り散りになりました。

 古里を離れて1年たち、自宅の間取りや町の風景の記憶があいまいになっていくのが怖いです。普段は部活動や授業で忙しいけど、時々、帰りたいと思ってしまいます。将来の夢は小学校の教師。町に戻って、子どもたちに体験を語っていきたいです。子どもたちの世代が再び原発事故に巻き込まれないように。震災を通して実感した当たり前の生活の大切さを伝えながら、古里に人が戻ってこられるよう、町の復興に貢献したいです」

記事はこちら



中学時代の宇佐見くんはアナウンサーを目指し放送コンテストにも出場しました。

現在の夢は、小学校の教員となり楢葉町の復興に携わりたいとのこと。

大好きな古里の良さを忘れず、進路実現に向けてがんばってください。

応援しています!

s.sawaide



TOKIOから激励の手紙

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ご卒業おめでとうございます。TOKIOです。

僕たちは、福島県浪江町で10年以上、毎週のように農業に携わらせていただき
その生活の中で大切なことを学んできました。

それは、人の温かさ、優しさ、そして・・・強さです。

1人では何もできない。
でもみんなで協力すれば色んなことが叶っていく、経験できる。
その素晴らしさをDASH村で知り、僕らにとってかけがえのない財産となっています。

皆さんにとっては、学校で仲間と共に過ごした時間が、大切な宝物です。

明日からまた新たな道が待っていますが、笑顔と希望を胸に
自分なりのペースで歩みを進めて行ってください。

みなさんの為に明日があります。

みなさんだけにしか叶えられない夢があります。

同じ空の下で、互いにこれからも頑張っていきましょう。

僕らはいつまでも皆さんを応援していきます。

絆という名のもとに未来へ。

                             平成24年3月吉日

TOKIO

城島茂 山口達也 国分太一 松岡昌宏 長瀬智也



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m.watanabe


『うまれてきてくれて ありがとう』  

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昨日、同僚の先生から一冊の絵本をいただきました。

タイトルは『うまれてきてくれて ありがとう』

お母さんを探して探して、やっとお母さんを見つけたあかちゃん。

おなかの中から生まれてきた小さなあかちゃんに

「ありがとう」

とお母さんが語りかける優しいシーンに涙がホロリ。

この絵本を読んで、ある言葉を思い出しました。

先日行われた「卒業を祝う会」の保護者代表挨拶の中で旧2学年代表の加藤さんから


「震災の中、ついてきてくれてありがとう!
 君たちは本当に素晴らしい!」


とのお言葉がありました。

親としての立場から子どもへの「ありがとう」ほど重い言葉はありません。

震災、原発事故という先の見えない暗いトンネルの中を保護者のみなさんも楢葉の子どもたちも手を取り合って

今がある、と思うとさらに感慨深いものがありました。

「ありがとう」

いい言葉ですね。



ぶん にしもとよう  え 黒井 健  童心社

s.sawaide

『卒業を祝う会』

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3月24日(日)いわき明星大学の地域交流館をお借りして
『楢葉町立楢葉中学校 卒業を祝う会』が行われました。

82名の卒業生のうち、65名が集まったこの会。
長崎から参加の波戸さんや、大阪から参加の横田君などをはじめ、この日のために泊まりがけで参加してくれた人もいます。
すでに進学先の諸活動や準備により欠席の卒業生もいるため全員集合とまでは行きませんでしたが
沢山の友人と久しぶりの再会を果たし、会場には笑顔の花が咲き誇りました。

最初に、旧2学年PTA副委員長の坂本芳江さんから開会の言葉が。

続いて、この会の発起人でもあり、これまでも楢葉中学校の学校教育に多大なご尽力をいただいた加藤大蔵さんから、保護者代表のあいさつをいただきました。

続いて、矢内校長先生のお話。
『人の一生が85年として、人生を24時間にたとえるなら、君たちは朝の4時を迎えた頃になる。大変な1年間を過ごしたが、これからが本番だ。ぜひ頑張って欲しい』
と激励の言葉。
話しを聞く皆さんの目は、1年前の楢葉中学校の頃そのままの、真っ直ぐで力強い眼差しでした。


続いて旧学級役員からの代表発表。

旧2年1組委員長 田中修斗君
『皆さん、それぞれの学校で立派な卒業式を迎えたことと思います。しかし、楢葉中の卒業生となれなかったことはとても残念な気持ちだったと思います。でも新たな学校での経験で誰もが心身ともに成長したと思います。これからの高校生活で互いの活躍を期待しましょう』


旧2年2組副委員長 磐城伸子
『今年度は、時間が経つのがとても早く感じられました。それだけ色々なことがあり、様々な経験をしたのだと思います。・・・高校は義務ではなく自分の意思で行くところ。今まで以上に頑張らなければいけません。自分を信じて頑張りましょう。』


旧2年3組委員長 松本啓君
『今回の震災で失ったものも多かったけど、気づかされたことや得たものも多かった。みんなが
力を合わせれば絶対に以前よりも素晴らしい楢葉町に復興できるはず。僕の夢は、教員になり復興した楢葉町で子供たちの力になることです。』


転校生活での辛い経験、高校生活への決意、自分や楢葉町の未来へ向けた抱負などをそれぞれの言葉でしっかり話しをしてくれました。
また、3人の発表からは『祝う会』が開催されたことへの関係者への感謝の気持ちや、母校愛を感じる言葉が綴られていました。

続いて『後輩から贈る言葉』として、いわきで生活する2人の後輩から

松本莉奈さんからは
ゆずり葉祭での先輩の活躍から感じた先輩の力・・・
部活動で先輩から受けた技術指導や心構えの大切さにより成長できたこと・・・
などについてふれられ
2つの母校で出会った仲間との絆を大切にされ、高校でもご活躍下さい・・・
と締めくくられました。


松本巽君の贈る言葉には
震災がなければ、今頃新校舎で先輩方を送り出していたと思うと残念・・・
職場体験の立派な発表から、自分も先輩方のような上級生になりたいと思ったこと・・・
野球部では先輩達とがむしゃらに取り組んで、リーグ優勝や新人戦県大会出場をつかみ「努力は嘘をつかない」と学んだこと・・・
が綴られていました。


そして学級ごとの写真撮影(クリックで大きな写真が見られます)
旧2年1組

旧2年2組

旧2年3組


続いて全員で「旅立ちの日に」「楢葉中学校校歌」を合唱。
卒業生の歌声に、涙する保護者の方や先生達も・・・


最後に、本来であれば楢葉中学校の生徒会長を務める予定であった坂本真美さんから
『卒業生代表お礼の言葉』が述べられました。
坂本さんは、ゆずり葉祭が実現できなかったことについて、最初にすみませんでしたと・・・
みんなの心が楢葉から離れてしまうのがとても不安な1年であったこと・・・
でもこうして集まり、互いの思いや絆を感じることができたこと・・・
そして、困難な状況にもかかわらず自分たち卒業生のためにこの会が開催されたことへの感謝の気持ちが伝えられました。


当日は1年生の頃にお世話になった阿部仁先生からお祝いのメッセージが届き紹介されました。(阿部先生からのメッセージは別ページでアップしています。)


多くの人の思いと、様々な方のご尽力により実現されたこの会。

矢内校長先生がお話してくださいました・・・
何か1つのことを成そうとするとき、その陰には多くの人の思いと苦労がある。
その思いに応えられる人に、その苦労に気がつける人に・・・

それが『感謝』や『絆』という
思いや感情、つながりとなり
形を変え場面を変えながらも
私達や私達の大切な人たちを豊に、幸せにしていくのだと思います。

この『卒業を祝う会』がそのような新たなつながり、希望を生み出すものになったと言えるようなそんな素晴らしい未来をみんなで創っていきましょう。


m.watanabe





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