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相双地区復興支援野球大会

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新聞でも取りあげられました『相双地区復興支援野球大会』

相双地区中体連野球専門部専門委員長 松本誠喜先生(原町第二中学校)が中心となり

困難にも負けずにがんばる中学球児を勇気付け、相双地区の活気を取り戻そうと開かれたこの大会。
積雪のため交流会に変更になりましたが、中学球児の思いが交流できる、素晴らしいイベントになりました。

松本先生は、以前楢葉中学校にも勤務。
野球部の顧問として、楢葉中学校野球部初の東北大会までチームを導いた指導者でもあります。

松本先生のコメントを紹介します。
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3/3(土)、中村二中体育館において震災、原発事故等によって
地域が…、人が…、野球が…。元気を失い閉塞感させ漂う相双地区を勇気づけよう、元気づけようと
県内各地区から約400名の選手と保護者が集い、イベントが開催されました。
本来なら2会場を使って試合を行う予定でしたが
前日からの大雪でグランドが使えない為に体育館でのイベントに切り替えました。

当日は、各チームの主将による今シーズンの意気込み発表に始まり

1 スイングスピードコンテスト
2 スピードガンコンテスト
3 ホームランコンテスト
4 お笑いコンテスト(一発芸)
5 キャッチボールコンテストの5種目が行われました。

野球を違った角度から見ることができ、他の選手の動きを真剣に見たり
 
一発芸を笑い転げながら見ている姿が見られもの凄く貴重な時間を過ごすことができました。

最後に行われたキャッチボールコンテストは、今年の12月に宮城で全国大会が開催される予定です。
その前哨戦にふさわしい戦いになり、いわき・泉中学校が116回で見事優勝しました。

復興支援のためにたくさんの作業員が旅館やホテルに泊まっている状況にも関わらず
急遽各地区から集まる中学生が宿泊できるよう空けてもらいました。
チームによっては、分散して宿泊するチームもあってご迷惑をおかけしました。

窓から見える海岸風景・・・
早朝相馬大橋近辺まで散歩に行き・・・
その状況を生徒達の五感で感じ取って欲しいと考えてくださったチームもあり
相双選抜のスタッフが津波による被災地を案内しました。

野球で元気づけようと中学野球関係者が一同に介し、
相双地区の半分以上が機能していない状態にも関わらず開催にこぎつけた意義の深さ。
そして、相双選抜の保護者の献身的なサポート・・・
県内各地に兼務で勤務している相双地区の先生方の後押し・・・
それらが大盛会に終えることができた要因だと思います。

野球の力で…。
野球人の力で…。
福島の再生に向け頑張りましょう!
この相双地区復興支援野球交流大会に関わってくださった全ての方に御礼申し上げます。
ありがとうございました。


(相双地区復興野球大会後援 南相馬市ワールドスポーツ様HPより転載)

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m.watanabe

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