楢葉町駅伝チーム紹介その２〜新聞記事より〜

本日のスポーツ新聞に、楢葉町駅伝チームの紹介が掲載されていました。


記事の一部を紹介します。

平日の夜、いわき陸上競技場に楢葉町から避難中の選手達の姿があった。
全員がそろうわけではない。
避難先はいわき市だけではなく、県内外さまざま。
それでも楢葉町民として、今年も福島路を走ろうという選手達が集まった。

「今年は福島駅伝はないんじゃないか・・・」
選手達の間にはそんな不安もあった。

そんな時、自主的に練習をスタートさせたベテランの梶原真哉や青木剛司主将が
昨年のメンバーを中心に呼びかけ、中学生は楢葉中に勤務していた教員から情報を集めて声をかけた。
　
　〜中略〜

「みんながバラバラになってしまったが、1人で走るより、みんなが集まると楽しく走ることができる。」
青木も、走れる喜びはもちろん、みんなが集うことに喜びを感じている。

０６年以降、５年連続で町の部１０位以内に入賞している楢葉町。
もちろん、今年も入賞を狙う。
メンバー２２人のうち、昨年の経験者が１５人と経験値が高いのも強み。
加えて新顔組も実力者ぞろいで、松本巽（平三中２年）はいわき市中学駅伝でアンカーを務め
優勝のゴールテープを切っている。

青木は「避難している楢葉町の人たちに、そしてみんなに感動や元気を与えられる走りがしたい」ときっぱり。
町を離れていても、楢葉町民は元気いっぱいだ。

　　　　　　　〜スポーツニッポン　１１月１６日（水）に掲載〜

市町村対抗福島駅伝は今週の２０日（日）開催。

楢葉町駅伝チーム紹介その３では、選手のエントリー区間や中学生の意気込みを紹介します。

m.watanabe