ベースボールクリスマスinいわき

ベースボールクリスマスは、プロ野球選手会が毎年１２月に開催しているファン交流イベント。

今年は、東日本大震災からの復興を祈念して、１２月４日にいわき市で開催されました。

当日は小・中学生を中心に5000人を越える野球ファンが、いわきグリーンスタジアムに来場。

現役プロ野球選手も多数参加し、華やかで盛大なイベントになりました。

プロ野球選手会会長、阪神タイガース新井選手のコメントです。

「大変な中でも笑顔と純粋さを失わないでいる姿に心うたれた。いわきに来て良かった。
じかにファンとふれあえるこうした催しを、今後も続けていきたい。」

オープニングはフラガールの寒さを吹き飛ばす華やかなパフォーマンスで始まり

いわきを代表する特産物のユルきゃらマスコットが登場。

その後に現役のプロ選手達が登場すると、集まった野球小僧達たちの目はキラキラと輝いていました。

野球選手とのキャッチボールや、マル秘裏話が聞けるトークショー・・・

バッティング指導に短距離競走。

プロ野球審判員のジャッジを直接受けられる投球コーナー。

第１回キャッチボールクラシックＮＯ１決定戦など、盛りだくさんの内容。

会場スタッフを務めていると・・・

「こんにちは！」「こんにちは！」
とさまざまなユニフォームの中学生が、あちこちからあいさつをしてくれます。

彼たちは、震災前まで楢葉中学校に就学予定だった、当時の小学６年生たち・・・。

昨年の今頃は、中学生のお兄さん達と一緒に合同練習をしていました。

彼らのたくましく成長した姿を見ると

楢葉中のユニフォーム姿ではないものの・・・

それぞれの中学校で、大好きな野球に取り組めていることを知り、嬉しい気持ちになります。

プロ野球選手の身体の大きさに驚き・・・

動きのしなやかさに見とれ・・・

子どもたちにとって宝物のような時間があっという間に過ぎていきました。

イベント終了後、新井選手と握手をさせていただきました。

力強く丁寧な両手での握手と、真っ直ぐな眼差し・・・。
「子供たちのために頑張ってください」との言葉・・・。

ユニフォーム姿のサンタさんから、子どもも大人もたくさんのプレゼントをいただいた素晴らしい１日でした。


m.watanabe